はらくだしPPの大問題 情報ライブミ・ヤネ屋 PP日記 チャレンジ富士五湖【5】 56キロ  そして収容バスへ 

情報ライブミ・ヤネ屋 PP日記 チャレンジ富士五湖【5】 56キロ  そして収容バスへ 

情報ライブ ミ・ヤネ屋 チャレンジ富士五湖2015 「で、PPちゃんはなんでダメだったの?」
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情報ライブミ・ヤネ屋 PP日記 チャレンジ富士五湖【4】 52キロ 脚と腹のにらみ合い現場からの中継

『次の関門でリタイアするから』

と、電話でCちゃんに告げた。

『え?野鳥の森エイドで待ってるから』

と、言ってくれたけど、なんとなくCちゃんの声がホッとしているように聞こえた。

この時、Cちゃんがホッとしていたかはわからない。

でも、そう思いたかった。

『これから7時間も走るの嫌だもーん』

と、子供が親に甘えるような声を出した。

63キロ地点の野鳥の森エイドは「うどんエイド」とも呼ばれ、名物「吉田うどん」が頂けるお楽しみエイド。

しかし、ワタシの内臓チームと脚チームはこれ以上ビタ一文も走る気はないみたい。

「疲れたっす」とか言いながら、きっと寝そべってくつろいでいるのよ。

それとも、お風呂入って寝ちゃったのかしら ?

ここでココロがしっかりしていれば、叩き起こしたんでしょうけど、ココロもふてくされちゃって

「もう走るのヤ-だもん」と、駄々っ子のように口を尖がらせて返事をする。


西浜小学校エイドは上り坂の途中にある。

「あと5分で関門でーす」と係員が大声で叫んでいた。

あ、そうだ。私、ここのエイドまではたどり着きたいって思ってたんだわ。

エイドに着いたのは関門閉鎖の 2 分前。

関門に間に合った喜びはない。

ワタシのレースはここで終了だもん。

私と同じ位に到着した人は、安堵感と達成感にみなぎり、残りの 43.4 キロに向けてすぐに準備をしている。

その姿を複雑な気持ちで眺めながら、ほんの少しだけ迷った。

うん、ほんの少しだけ・・今から思えばなぜあの時に進まなかったのだろうと思うのだが、
その時のワタシは、すぐにドロップバックを受け取り、係員に告げた。


「あの・・リタイヤしたいんですけど・・どうすればいいですか ? 」

「はっ ? 」

「あの・・ワタシ、ここでリタイヤしたいんです

「・・・???」

だよね、せっかく関門に間に合ったのにね。

別の人に聞いたけど、その人もわからないみたいで出入り口側にいる人に聞いてくれという。

10分位休んだあと、出入り口に戻る。

係員に聞くと、

「そこの坂を下ったらバスが来ていますから」という。

電光掲示板の時計は12:10

すでに関門は10分前に閉鎖されている。

その時よ、私が見た驚きの光景

それは、閉鎖されている関門に向かって、何十人もの人が列になって走っている姿だった。


「あなた達、なんで走ってるのよー、走ったって間に合わないんだよー」

心の中で叫んだ。

いやまて、もしかしてこの人達は、それを知った上で走ってるのか。

そうなのか・・・

間に合っているのに、走るのを自分の意志で止めた私。

間に合わないことを知っているのに、走るのをやめない人。

初めて涙がポロポロと流れた。
ポロポロポロポロと流れた。

この人達は、ちゃんとしっかり限界に挑戦している。

それなのにワタシがしたのはなんだ?

ワタシがしたのは 56キロのジョグであり、ウルトラを走ったとは言えない。

「苦しみを楽しんでくる」なんて言いながら、限界に挑戦もせず逃げてしまった。

収容バスの中は、頑張って頑張って‥それでも関門に間に合わなかった人、
明らかに脚を故障した人達でいっぱいだった。

そこに悲愴感はなく、挑戦者としての誇りが溢れている。

その中でワタシは、犯罪者のようにタオルを頭からかぶり、ただうつむいていた。


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長きに渡り、DNFの記事を読んでいただき、ありがとうございます。
あともう一回だけ続きますので我慢してください(^▽^;)
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No title

始発電車で河口湖に応援に向っていた嫁の到着前に焼鳥ふじでリタイヤした私と比べれば、西浜小まで行っただけで充分頑張ったと思いますよ。
で、リベンジの予定は?

No title

去年の飛騨高山リタイアしたんですが、バスの中から見た走っている人たちの姿がまぶしかったです。

私も故障とかじゃなくて気持ちがおれてリタイア

関門なんてまだまだ大丈夫でした。

仲間に合わす顔もなかったですね、、、、、

R2さん

R2さんの記事の中の「歩いちゃダメ、ゆっくりで良いから走り続けよう」という言葉、何度も何度も繰り返して読みました。
今の状態で完走は厳しいけれど、私の信念であるロマンを求めて走ってきます。

プロさん

ながのんお疲れ様でした。ながのんは本当に素敵な大会なんですね。HPに出ていた動画大好きです。
今回は関門アウトになるまで、ゆっくりでもちゃんと走ってきますね。
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